タイランド2010 2バーツ

「2バーツ」は「その2」的な感じということでww

さて、二日目の情報です。
前回の記事どおり、格安旅行です。
でしかも、完全に個人手配です。
これをする場合、最低限、数字の読み方は覚えてください。
正しい発音は、実際に使って覚えましょう。

午前中の目標は、通称「タイの死体博物館」です。
大学で始めてインターネットに触れたとき、「タイの死体博物館」のサイトを見つけ喜んでいた姿を、同窓の方は記憶にあるのではないでしょうか。
まさか数年後、実際に行くとは思ってませんでしたが。

で、この旅行は通常の海外旅行と一線を画している点があります。
それは金銭価値です。
普通、通貨のレートで円の金額を計算しますが、今回は、現地の人の金銭価値で判断します。
つまり、100バーツの商品があるとします。
普通の日本人は、1バーツ約3円だから300円、と計算します。
ところが今回は、100バーツなので1000円の価値、と価値判定します。

実例を挙げましょう。
ゲータレードは、20バーツです。
ということは、200円の価値です。日本では150円程度です。
一見高く見えますが、パチモンじゃない外国ブランドなので、高くて当たり前。
50円増しならば、納得の料金です。

では本線に戻ります。
目的の博物館は、シリラートという場所のシリラート病院の中にあります。
発音的にはシリラーで、「ラー」を半音か1音高く発声します。
「サパーンタクシン駅」近く(階段下りてすぐ)に船着場があります。
そこから、10番船着場(ワンラン船着場)を目指します。

駅の階段を下りると、船着場があります。よく見ると左右にひとつずつあります(はじめ気づきませんでした)。
今回の経験でいくと、左のほうが安全です。

右のほうは、行き先を「シリラー」と限定したのに、「二人で400バーツ、おまけして300バーツ」と言ってきました。
いやいやいや。10バーツ程度だと知ってるんだよこっちは。
一人1500円とかわけ分からん。渋ってると「船行っちゃった」だとさ。
どうしようかなー、と思ってると、隣にも船着場がある!
一応、行ってみることに(こっちが「左のほう」)。

チケットブースがあったので、料金表のボードを見ると、
1Dayの乗車券の料金しか書いてませんでした。
ちなみに200バーツチョイ。
今回は、シリラーだけですので、「チケットプリーズ。ノーワンデー」と言ってみました。
あ、英語が通じない人もいるので、英語が通じたらラッキーと思ってください。
すると、売り子から「オンボート」との回答が。
意味がわからなかったので、もう一回言ってるうちに、「船内で買える」のだと理解しました。
しばらくすると船到着。案内の男性に念のため「シリラー?」と確認。
うなずいたので乗船しました。

船代はいくらだっけ?と考えながら、船着場の数のカウント開始です。
乗船したのが1番船着場なので、到着する船着場の数を10数えます。
アナウンス?ありませんよ、そんなの。
8番目の船着場あたりで、コインをジャラジャラいわせたチケット売りが横を通過。
「タオライ?」(いくら?)と聞くと、13バーツとのこと。
130円なら納得の値段です。
※ タオライは、日本語の幾らと同じで、金額・量・速度など汎用的に使えます。状況によっては前置詞がないと誤解が生じます。

9番船着場までは、右岸に船着場があるのですが、10番は左岸にあります。
あらかじめボートの後方(乗降場所)に移動しておきます。停泊時間は短いので、さっと降ります。
水上バス(ボート)から撮影 

船着場のゲートを抜けて、外へ出ると、一本道の商店街が。
どこにも「シリラート病院」の案内はありません。とりあえず直進で。
これから行く人がいるかもしれないので、詳細を書いておきます。
紹介サイトには、簡単にいけそうな感じで書いてますが、まぁ無理です。
タクシー?使ったら負けです。十分歩いて行けます。

まず、商店街は左右に分かれていますので、右のほうを直進します。
混雑してるので、スタスタとは行きません。
70歩ぐらい進むと、右手にGate8があります。入らずに直進です。
さらに90歩ぐらい進むと、右手にGate9があります。入らずに直進です。
そこから200歩ぐらい進むと、右に曲がるのですが、警備員が立ってる
頭の辺りの壁に緑のプレートが目印です(写真)。

右折して施設内に入りますが、あまり雰囲気は変わりません。
目指す場所は、28号館です。少なくとも現時点では。
200mほど直進すると、右手に「HEART SIRIRA」の施設があります。入らずに直進です。
50mほど直進すると、左側の建物の壁に、例の緑のプレートがあります。
さらに50mほど直進すると、白い看板(漢字表記なし)が右折を促します。
右折してさらに50メートルほど先の右側に、28号館の入り口があります。
行き方の詳細

入って、2階まで行ってください。1階に警備員がいますが、話しかけても「ミュージアム?セカンドフロア」といわれるだけなので、勝手に右側の階段で2階に行きましょう。

通称「死体博物館」ですが、法医学・病理学・寄生虫学・タイ医学歴史の資料館です。人体標本はすべて本物。のはず。
ガイドブックには、土曜日が休みと書いてあるのがあるが、営業時間は以下のとおり。
まぁそれでも、祝日や選挙の日は休みだと思います。
月?土 9時から16時
入場料 40バーツ

見終わったら、来た道を戻り、船着場まで来ます。
帰りのボートの入場ゲートは、一本右側の小道の先にあります。
来たときのゲートとは別です。気をつけましょう。

今回、このあと、王宮周辺→秋葉原的デパート→メイドカフェ→メインイベント
の予定なので、1つ戻って9番船着場へ行きます。
お値段はなんと、3バーツ。

ここまで使った金は、10+13+40+3=66バーツ。
旅行会社などのツアーの料金と比較してください。
あほらしく感じますwww

9番で降りて、前回行ったワットプラーケオをチラ見して、料金所までで引き返す。
秋葉原的デパート(パンティッププラザ)へ行くため、タクシーを捕まえるも、政府へのデモ隊(以下、赤服)が邪魔らしく、無理と言われる。
あ、タイではドライバーに拒否権があります。拒否されたら、別のタクシーを捜しましょう。ゴネるだけ時間の無駄です。お互いに。

しょうがないので、ぐるっと回って、赤服がいない所まで30分ぐらい歩いて、タクシーを捕まえる。
が、パンティッププラザが通じないので、運転手が会社?に電話した。
その人にパンティッププラザというと、わかったような感じだったので、運転手に携帯を返す。理解できたようだ。
赤服が、バイクや車であちらこちらにいて、珍走を繰り返していた。
おかげで渋滞しまくりである。
そのせいなのか、普通のバイクがタクシーのドアミラーに接触。
ミラーの下部のプラスチックが破損。だが、バイクが落ちたカバーを拾い、2?3言の言葉を交わして終了。さすが平和の国だ。
たぶん、1時間半ぐらい乗ってたと思う。
それでもタクシー代160バーツ(チップを含む)。
あ、タクシーは、メータータクシーに乗りましょうね。じゃ無いと言い値になります。
タクシーの乗り方とか、日本とぜんぜん違うので、要注意です。

メイドカフェ「AKIBA-KISS」(セントラルワールド:タイの伊勢丹の7階)は閉店していた。
詳細は知らないが、あれはどう見ても閉店。

そんなこんなで、17時ぐらいに、本日のラストイベントに向かうため、113番のバスに乗るためバス停に。
今回、初路線バスだったため、要領がわからなかったのだが、バス停を見ても何番のバスが止まるかは書いてない。

停車するバスの確認方法は、次のとおり。
大抵、ベンチがあり屋根や壁もついている。そこの上部に、止まるバスの番号が列挙されているのだ。
時刻は当てにならないので、バスが車でひたすら待つ。痺れを切らしたら、タクシーとかを使う。

そうこうしてるうちに、113番のバスが来たので、乗り込む。乗り込むと車掌が来る。バス代8バーツを払う。
アナウンスは当然ない。地図を見ながら、ここら辺と思うところで下車。
下車方法とか降車ブザーとかは、他の客を見て学ぶ。
下車した場所がかなり手前で、結局30分は歩くことになった。

目的地はファマークのラームカムヘン大学周辺。
3月27日、ファマークで何があったか、おそらく簡単に調べられると思いますwww