知らない町

Situation
私はどこか知らない町を一人で歩いていました。仕事でその町に来ていたようです。さあ、帰ろうと思っていると、その町の神社で今夜お祭りがあると聞きました。夜から始まるお祭りだそうです。お祭りは好きなので、さっそくその神社に行ってみましたが、まだお祭りは始まっていないようで、とても静かでした。神社は鬱蒼とした林のなかにあり、辺りは真っ暗ですが、神社がぼうっと浮かぶように見えています。薄気味悪い印象でしたが、勇気をだして、歩いていきました。境内にはいるとあちこちに白い狐の像がありました。その神社は、白い狐を祭っているらしく、本堂にも白い狐の像がありました。途中で手と口を清め、本堂のような所に行って、おさいせんをして、「先日別れてしまった彼が私の所に戻ってきますように」と真剣に祈りました。(ちゃんと2礼2拍手1礼しました)お祈りを済ませての帰り道、沿道に屋台がいくつか出始めました。地元の小さなお祭りのようで、町の人達が出店をやっていました。綿がしと焼き鳥の屋台がありました。お祭りはこれから盛り上がる様子でしたが、なんとなく満たされた気分になった私は、そのまま帰路につきました。

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