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家族でどこかの水族館へ行く。皆が前を歩いて、僕は、一番後ろを父様と母様の間で二人に手を繋いで嬉しそうに歩いている。(子供の頃に戻っているわけではなく、年はいまのまんま)今まで理解し合えなかった父様と、こうして手を繋いでいることが嬉しくって、左手は母様と繋いだまま、右の父様と繋いだままの手を目頭に持って行き、うれし涙を拭っている。 |
「失敗」タグアーカイブ
農業研究所
Situation |
そこはアメリカの、とある農業研究所の小さな庭の一角。
私の足元には、高さ20センチほどのコンクリートの枠で囲まれた、広さ3畳ほどの畑がある。私の周りには2,3人の研究員と思われる男性が働いている(女性は私だけ。男性たちは皆アメリカ人)。私は、その3畳ほどの畑の研究を担当している。 「きれいに稲が生えそろってきたな・・」などと満足していたのも束の間、畑の真ん中(子供が布団の真ん中にオネショをしたような池の形)に様々な種類の雑草が覆い茂り、その部分だけ稲が生えていないことに気づく。 「これは失敗だ」と憤慨しながら、私は畑をすべて更地にしてしまう。きれいに雑草や稲を根っこから刈り取ったところで、私は研究員の一人に、挑戦的な態度で相談を持ちかようとする。 その研究員はカイル・マクラクラン(映画「ツインピークス」の主役)であり、口ひげと顎ヒゲをはやしている。彼は隣の庭で研究しているので、私はアーチをくぐり、彼のいる庭へと向かう。そして相談する。 私「すべて稲を刈り取ってしまったので、また最初から田植えをしなきゃ。かといって、手で植えていくのも大変だから、田植機を買って」 そこで突然、通信販売のCMが目の前に流れる。内容は”携帯田植機”だ。 その研究員「もう買ってあるよ。ほら、携帯田植機。これで仕事も楽だろ」 その携帯田植機は、片手で操作できるのだが、まるでピストルを撃つように一つ一つ、稲を植えていかねばならない。 乗り気がしない私だったが、仕方なく、それで田植えをしようとした。 彼と一緒に、私の畑へ向かう。私「こういう物があるなら、最初から言ってよ」彼「なぜ、そんな言い方するんだ。冷たいね」私「仕事だから当たり前でしょ」などと、会話しながらアーチをくぐり、私の3畳ほどの畑に到着。どうやら私は彼に気があるらしい。 私の畑には、なぜかシートが被されている。そのシートをはがすと、さっき稲を刈り取ったはずの更地の畑に、小さな稲が芽生えていた。元気よく、きれいな列に沿って。 私「良かった。また芽が出てきた。ごめん。この機械、要らなくなったわ。返す」 そこで夢が終わる。 |
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