Situation |
はじめ私は小さな赤ちゃんを抱いていました。
でもいつのまにかそれが小猫になっていて小猫を地面に降ろしたらすごいよろよろ歩くので私が強く抱きすぎて骨折してしまったのかなあとおもっていたらお医者さんがきて猫をバラバラにしてそれをまた組み立てなおしました。 そしたら猫は元どおりになってあるきだしました。 |
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保育園か幼稚園
Situation |
場所は多分病院です。いや、保育園か幼稚園かもしれません。
壁一面の大きなガラス越しに、私は中の部屋をじっと見ています。 周りには、同じように中を見る母親らしき女の人たちと、数人の白衣を着た医者のような人物が数人います。中にはたくさんの子供達。二・三十人はいるでしょうか。 みんながそれぞれに遊ぶ微笑ましい風景の中で、私の視線はある一点を見ています。 そこには、壁に寄りかかって子供の輪を羨ましそうに見つめる子供が一人。あの子はどうしたんだろうと最初は思うのですが、その内にだんだん事情がわかってきました。 その子は私の子供です。初めての子供で、でも父親はわかりません。 そうしている内に私は自分が泣いている事に気が付きました。 私の子供は、生まれつき体に障害があるようなのです。いつのまにか、隣に医者らしき若い女の人が立っていました。その人は言います。「あなたに責任があるわけじゃないのだから、そんなに苦しまないで」そう言われても、私の涙は止まりませんでした。 その子は、足が不自由のようです。「あの子は足の骨がないのよ!僅かばかりある骨も、砕けてばらばら・・・。あの子は立つことが出来ない。苦しまないでいる事なんて、出きるわけがないじゃないですか!!」医者らしき人に向かって、私はすがり付きながら泣きました。 そして、ふと気が付くと、私の子供が私を見ていました。瞬きもせずに、じっと私を見ます。口は動いていないけど、頭の中に子供の声が響いてきました。 「足が痛いよう。みんなと一緒に遊びたいよ。どうしてこんな体に産んだの!?あんたが悪いんだ。殺してやる!」それで私は、耐えきれなくなって、耳を塞ぎながらその場に座り込みました。(ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい・・・)心の中で何度も謝りながら、涙が滝のように溢れ出してきて、声にならない叫びを上げたところで、目が覚めました。 |