Situation |
夢の中の僕はすでに結婚していて、おまけに息子も。しかし妻はもう死んでいて、彼女の笑顔だけを覚えているようです。 ちなみに息子は妻そっくりで、やっとしゃべり始めたぐらいだったように記憶しています。 これが主な登場人物です。 さて、肝心のストーリーは、『ある日、僕は息子と、おそらく妻の母親であろう斉藤景子似の女性と三人で、標高300メートルくらいの小高い山に、ハイキングに出かけました。 頂上の小屋まで、後50歩となった時、白蟻の群れが足元を山に向かって横切っていきました。 次に、その半分を進んだところ、今度は黒いありの列が、荷物を運び出すかのように山から離れていきました。そして僕らは頂上の小屋で一休みします。 しかし何処からか、この山が崩れるという情報が。 息子はしばらくたっても動きません。僕は、お義母さんに、先に山を下りてもらうように言いました。何とか息子に帰ろうと言うのですが、いっこうにその場を離れないばかりか、「ママ、ママ」と訴え続けるので、おもわず僕は大声で「もうママなんかいねえんだよぉっ!!」と怒鳴り、右腕で息子をひったくるように抱えました。』というものです。 |