◆下肢静脈瘤ラジオ波(高周波)治療とは
下肢静脈瘤に対するラジオ波(高周波)を用いた血管内焼灼術が平成26年6月より保険適応となりました。 静脈をエコーで見ながら細い管(専用カテーテル)を入れて内側から不要な瘤をつぶしてしまう治療です。 手術方法は従来のレーザー治療とほぼ同じですが、 カテーテルの温度がレーザーは300?1000度と高温なのに対して ラジオ波は100度なので術後の痛みや周りの組織への影響が更に少なくてすみ治療時間も短縮出来ます。 ラジオ波治療は以前から肝臓がんなどの治療でも使われており傷も小さく安全な治療と言えます。 |
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◆血管内ラジオ波(高周波)治療について
ラジオ波(高周波)の治療方法
?カテーテル挿入
超音波ガイド下で専用カテーテルを静脈に挿入し、治療開始位置まで前進させます。
?カテーテル挿入
超音波ガイド下で専用カテーテルを静脈に挿入し、治療開始位置まで前進させます。
?血管の準備
続いて超音波ガイド下で、処置する静脈にTLA麻酔を実施します。
これにより痛みを軽減し、血管周囲の組織を保護します。
また、カテーテルと血管壁の接触性が強化されます。
続いて超音波ガイド下で、処置する静脈にTLA麻酔を実施します。
これにより痛みを軽減し、血管周囲の組織を保護します。
また、カテーテルと血管壁の接触性が強化されます。
?セグメンタルアブレーション
静脈7cmずつをわずか20秒間で一度に焼灼します。
これをセグメンタルアブレーションと言います。
焼灼温度はリアルタイムで監視され、ジェネレーターで常に一定にコントロールします。
これにより静脈壁を短時間で均一に焼灼することができ、治療に最適なアブレーションを行います。
静脈7cmずつをわずか20秒間で一度に焼灼します。
これをセグメンタルアブレーションと言います。
焼灼温度はリアルタイムで監視され、ジェネレーターで常に一定にコントロールします。
これにより静脈壁を短時間で均一に焼灼することができ、治療に最適なアブレーションを行います。
?血管の閉塞
カテーテルの熱により血管コラーゲン繊維が厚く変形し繊維性閉塞が完成します。
血流は自然に正常な血管を通るようになります。
カテーテルの熱により血管コラーゲン繊維が厚く変形し繊維性閉塞が完成します。
血流は自然に正常な血管を通るようになります。
◆下肢静脈瘤ラジオ波(高周波)治療にかかる費用
健康保険で3割負担の場合、約¥45,000程度(片方)になります。
分割払い等、支払方法は相談に応じております。
分割払い等、支払方法は相談に応じております。