大きな温泉場

Situation

どこかの大きな温泉場の様な所にいる。かなり大きなお風呂がいくつも有 り、中には滑り台が付いているのもある。

 お風呂から出てロビーでくつろいでいると、偶然に智代さん(前の彼女)に会う。智代さんは屈託無く話し掛けてくるのだが、僕は、会えて嬉しいのと、振られた悲しさと、悔しさと、惨めなのですごく複雑な気分だった。

 誰かが風呂の入り口の方から智代さんを呼んでいる。智代さんは僕に「ちょっ と行ってくるから待っとって。いい?すぐ戻って来るから、ちゃんと待っとりゃあよ。」と言って、ソッチへ走って行った。
 僕は立ち上がり、駐車場へ歩き出す。『これでいいんだろうか. . . やり直すチャンスなんじゃなかったのか. . . いや、いいんだよ. . . 捨てたのは向こうだ、智代さんも後悔するべきだ. . . やり直したいけど、これが男のプライドって奴だよ. . . .』と思いながら車に乗って、帰り道、『アホか、俺は!せっかくのチャンス、つまらんプライドでパーにするなよなー。あーあ、俺、メチャばか. . . 』と後悔してた。

Keyword
  • 温泉
    心が栄養不足に陥っている様子
  • うれしい
    願望充足
  • 悲しい
    過去の出来事を後悔したり、最近の出来事に対して無力感にさいなまれている
  • 後悔する
    将来への不安や自信のなさのあらわれ
Result

昔の彼女とよりを戻せたら良い、と思ってはいるものの、実際に言い寄られたら、夢の中でしたようにするだろうな、というように、まだ起こっていないしほんとに起こるかどうかわからないことについて悲観し、一足先に後悔しているようです。