で、その夢というのが、夢の中でも、今日の話で、4時の友人との約束の前に、買い物へ出かけたのです。すっかり大荷物になって、そして、時間が迫って、タクシーを捕まえるんですが…何度、言っても、ドライバーが行き先を間違えて、ちっとも家に帰れないのです。もう、すっかり焦って、大声でけんかしてるのです。”誰が、110丁目って言ったのよ!94丁目って言ってるのが聞こえないの?”といった調子で。それでも、ようやく、辿り着き、部屋に帰るのです。(怖いのは、ここから)部屋へ入ると、部屋中大きな、蛾とか蝶だらけなのです。それも飛びまわっているのではなく、部屋の壁中に、血のりのような真っ赤なペンキをぶちまけた後があり、そのペンキに羽が張り付いて、壁中で蝶がバタバタと、もがいているのです。それを見た瞬間に、”ああ、やっぱり私のいない間に、部屋に誰か入ってる”と思っているのです。でも、ひとり暮らしなので、騒いだところで仕方ないし、約束の時間は迫っているし…食器用の洗剤を持ち出して、ペンキに張り付いてる蝶に向かって、ぶちまけているんですよね。この蝶達がまた不思議で、確かに羽が着いているのに、胴体が、りかちゃん人形のような人だったり、りすだったりしているのです。そんな作業の間に、後ろに人の気配を感じて・・・。ああ、やっぱり誰か、私の部屋へ勝手に入っている人がいる。と思って、振りかえると、同じアパートに住んでいる、日本人の男の子だったのです。(男の子と言ってしまうのは、10歳も年下だから。たまに、部屋に来たり、行ったりして、お茶する程度のお友達なんです。実際には。)その彼が、”ああ、会いたかった。大好きだ”と抱きついてくるのです。この状況の中で、びっくりはしているものの、とても心強くて、どこかほっとしているんですよね。で、壁のペンキに張り付いていない蝶達を、彼が、窓から追い出してくれて…それも、すっごく大きな蝶なのですよ。胴体が、りすみたいな…というところで、電話で起こされました |