ガソリンスタンド

Situation

155号線沿いの日本ガイシの西にあるガソリンスタンド(実際にある)に、 春日井方面から自転車で向かっている。僕の前を自転車で走っている女子高生数人組も、同じ所へ向かっているようだ。そこでカラオケ大会があるみたいなのだ。
 スタンドに着くと、スタッフが準備をしていて、参加者が、もう何人か待っている。その中に智代さんの姿を見る。白い半袖のポロシャツに、ジーパン、紺色のキャップをかぶっている。今ついたばかりのようで、自転車を並べているところである。僕は、こんな所で智代さんに会えて嬉しいのと、振られたっていう事 の惨めさで、物凄くドキドキしたが、できるだけ、何事も無かった只の友達の様に智代さんに接するが、頭の中は真白けになっている。
 カラオケ大会は紅白に分かれてやるみたいで、さっきの女子高生達は紅組で、 スタンドの東側に並んでいて、僕と智代さんは白組で、西側に並んでいる。3列横隊で並んでいて、智代さんは僕の、左斜め後ろにいる。学校にある様な椅子が並べてあり、皆それに座っている。
 カラオケ大会が始まって、ステージ以外の照明が落ちて暗くなると、今までガマンしていたのがガマンしきれなくなって、涙が出てきた。智代さんの隣(僕の後ろ)には、智代さんの彼氏が座っているらしく、智代さんにスケベな事を言 っている。それが聞こえてきて、もう、辛くって、悲しくって、苦しくって、声を出して泣いた。
 なんとか、声を押し殺そうとするのだが、声を殺しきれずに声を出して泣いてしまった。智代さんは、僕が泣いている事に気づいているが、気付いていないフリをしている。が、彼氏さんの話にも頷くだけで、とても気まずそうな様子だ。智代さん以外は、僕が泣いている事に気付いていないようだ。
 僕は、ずーっと泣いていた。悲しくて、悲しくて、悲しくて、悲しくて、. . やっぱり僕は、智代さんの事が大好きなんだなあ。と思いながらずっと泣いてい た。

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あばら屋

Situation

あばら屋にいる。家の前にはゴミの山がある。
玄関の前でゼットン(初代ウルトラマンを倒した怪獣)が、ゴミの山から拾って来たクマのぬいぐるみを、大切そうに抱かえて嬉しそうにしている。(僕は玄関の中からそれを見ていて、ゼットンがとても嬉しそうにしているので、なんとなくコッチまで嬉しくなってくる。「よかったね。」って感じで. . . . . )
僕よりも奥(玄関の中)に、じいさんが一人いて、「そんな汚い物どこで拾って来た!?早く捨ててこい!」と嬉しそうにしているゼットンに向かって吐き捨てるように言う。今まで嬉しそうにしていたゼットンが、急に悲しそうに、とても寂しそうにゴミの山へ向かって歩き出すのを見て、ゼットンとクマのぬいぐるみがとても可哀想になり、じいさんに対して、怒りの様な感情を覚え、やりきれない気持ちになっ た。
(悲しい様な、寂しい様な、つらい夢だった。夢の中で、多分 ゼットンは子供の頃の. . .( 今もか?). . . 僕なんだろう。. . . と、思った。) 

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