辞めた職場

Situation

辞めた職場に遊びに行っている。職場のはずなのに、なぜか学校である。私服で行っているので、カイセンが伝染ったらイヤだなあ. . . .と思っている。
飯田君(相談員、好きじゃない)がいる。「久し振り」と言うと「俺、人気者 の筈なのに最近嫌われとるんだって!なんで俺が嫌われるのか、全然解らん。」
と言ってくる。「テメーは前から皆に嫌われとるて。当たり前じゃ。今頃ナニ言 っとる!」と思うが、口には出さずに黙っている。
給食の時間になる。亡くなった中数賀さんや、強制退所させられた渡辺さん達と、学校の給食のように机をくっつけて一緒に座る。
牛乳だけは配られずに、教卓の上にケースごと置かれている。飲む人が少ないので配らずに、欲しい人だけが自分で取りに行く、というかたちらしい。(中学の時って牛乳飲む人、少なかったと思う。)

僕は飛び入りなので給食は無いから、余っている牛乳を貰おうと教卓に行く。 その場でフタを開けると、牛乳が飛び散って、僕の顔、頭にかかる。窓際の1番 前の席に、座っている女の人が、「背中にもかかってるよ。」と教えてくれる。(誰かは判らないが同級生のようだ。)
給食が終わると、僕は帰ろうとする。「もう帰るの?」と言われ、「この後約束があるから。」と嘘を尽き、帰る。

車に乗って、僕は「終わった、終わった。」と呟く。

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