階段

Situation
私は、ベージュ色の建物の階段をあがっています。カツカツカツ…

ふっと出た踊り場に目をむけると大海原が目の前に広がっていました。目の前に目をむけると綺麗で透き通った碧色の海で物静かにキラキラしていました。おもわず私は足をとめて眺めていました。少し右前の先を見ると大波が打ち寄せるがけがありました。

ザザーン。ザザーン。

かなりの迫力で見入っていました…でも、とても綺麗な海でした。

「よっ!久しぶり」

振り向くと同期入社の男性がいました。

今は電力会社に出向になりここにきていると…どうやら、ここの建物は出張先の電力会社の建物だったらしいことに気がつきました。

「元気そうじゃない!」そういって私は答えました。

(実は少し好きだった人です…一瞬…彼は結婚しましたが)

また、私は海を眺めながら大波が打ち寄せる岸壁へ行って見たいと思いました。そして岸壁に向かい…つきましたが、さっきとはうってかわって穏やかな海になっていました。でも、とてもまた綺麗で…立ちすくんだまま眺めてみていました。

「ながたさん!」また、呼ぶ声がきこえ振り向きました。

そこには、ある先輩(会社外)の男性が2人いました。

「今日は、何時にここをでるの?」と接待の呼び出しをうけました。

「今日は、これから用事があって仕事がおわったらすぐ帰ります。それに、今日は車ですから…」と先輩に「出張の時は、覚悟してきてよぉー」と軽くなじられそこを後にしました。これから、向かう先は自分の結婚式でした。なぜか、友達と二人で計画し相手をあとから選んだ結婚式でした。いわゆる2組合同の結婚式です。

でも、相手があまり好きではなかった…準備することも億劫になり、相手任せで事を進めてきました。だから、あまり気がのりません。ウェディングドレスも最悪です。結婚式が進むにつれ、段段と「この人ではない」そいう思いが募りました。相手も気がつき(隠そうとしましたが…)

「この結婚はやめだ!」そう、相手から切り出されました…。式はメチャメチャでした…

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